男ならsrcをmakeだ、なんてもう古いのかもしれませんがソースからmakeすることがあります。でもyumのようにインストールしたものの管理ができないのが難点。
たまたまネットワーク系ニュースサイトのどこかの記事に掲載されていたのがpaco。
Paco is a source code package organizer for Unix/Linux systems, originally written to aid package management when installing an LFS system.
とあるとおりにソースからのインストールを管理できるツール。
以下インストールと躓いた点をまとめておきます。
$ wget http://downloads.sourceforge.net/paco/paco-2.0.6.tar.gz $ tar zxvf paco-2.0.6.tar.gz $ cd paco-2.0.6/ $ ./configure
checking for GTKMM... configure: error: Package requirements (gtkmm-2.4 >= 2.12) were not met: No package 'gtkmm-2.4' found
とgtkmm-2.4がないと怒られました。
パッケージ名なんだろう、とGoogle様にお伺いしているとSelfkleptomaniacさんの記事を発見。gtkmmはGUIインタフェース用とのことなのでオプションでdisableする。
$ ./configure --disable-gpaco $ make $ sudo make install
paco自身をpaco管理下に入れてあげる。
$ sudo make logme
ソースをmake install時には
$ sudo paco -D make install
でOK。-Dはカレントディレクトリ名をパッケージ名とするオプション。
他のオプションについてRX-7乗りの適当な日々さんに記事がありました。
簡潔な引用メモ。
- ログは/var/log/paco配下に保存される
- “-a”オプション:管理パッケージ一覧を表示
- “-1″オプション:1行に1パッケージを表示
- “-F”オプション:パッケージごとのファイル数を表示
- “-d”オプション:インストールされた日付を表示
- “-s”オプション:パッケージが占有しているサイズを表示
今日も先人に感謝。
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