第一級海上無線通信士に全科目免除による無試験合格しました。
経過
- 2019/10/26 全科目免除による合格証明書願の用紙送付依頼 郵送
- 2019/11/01 全科目免除による合格証明書願の用紙 着
- 2019/11/01 第三級海上無線通信士 無線従事者免許証 着
- 2019/11/05 全科目免除による合格証明書願 郵送
- 2019/11/14 全科目免除による合格証明書 着
- 2019/11/19 第一級海上無線通信士 無線従事者免許証申請 総通直接提出
全科目免除
無線の試験では持っている資格などにより科目免除ができるのですが、組み合わせによりすべての科目が免除となった場合無試験で合格となります。
第一級海上無線通信士の場合で私の組み合わせだと
- 第一級陸上無線技術士(無線工学の基礎・無線工学A・無線工学B)
- 第三級海上無線通信士(法規・英語・電気通信術)
こうすることですべての科目が免除となります。
免除科目については日本無線協会のQ&A Q4の(4)を確認してみてください。
申請方法
じゃそのまま免状申請すればいいのか、といえばそうはいきません。
条件
科目免除に利用する無線従事者免許証が手元にすべてそろっていることが条件です。合格証だけでは申請できません。
今回の場合だと第一級陸上無線技術士と第三級海上無線通信士の2枚が手元にある状態です。
全科目免除による合格証明書願の用紙送付依頼
Q5
試験科目の一部免除を組み合わせた結果、すべての試験科目の免除が可能となる場合の手続きはどうすればよいでしょうか。A
すべての試験科目の試験の免除が可能となる場合は、随時、当協会に全科目免除による合格証明願を提出してください。
合格証明願の内容が免除要件を満足していることが確認できれば、合格証明書を交付しますので、それをもって総務大臣に当該資格の免許申請をすることができます。
なお、合格証明願用紙及び添付書類用紙が必要になりますので、該当資格名を明記の上、切手を貼った返信用封筒を同封して当協会の事務所にご請求ください。
とあるようにまず全科目免除による合格証明書願を提出するために必要な用紙を請求するところから始まります。
最寄りの日本無線協会宛ての封筒に、
- 長型3号の返信用封筒に切手を張り宛名を書いたもの
- 「第一級海上無線通信士の全科目免除による合格証明書願の用紙欲しい」旨を記した一筆箋
を同封して送ります。おそらく到着から3日程度で送付されてくると思います。
なおこれについてだけは従事者免許証が届く前に依頼をかけることができます。
全科目免除による合格証明書願
全科目免除と印が押された受験整理票と全科目合格による合格証明書願の用紙が届きます。
受験整理票はいつも通り写真を張り直筆で名前を記入します。
全科目合格による合格証明書願には申請日、住所氏名連絡先などとどの科目をどの免除を行い、免除を証明するものを記載します。
今回の場合だと
- 無線工学の基礎:資格:一陸技の従事者免許証の番号
- 無線工学A:資格:一陸技の従事者免許証の番号
- 無線工学B:資格:一陸技の従事者免許証の番号
- 法規:資格:三海通の従事者免許証の番号
- 英語:資格:三海通の従事者免許証の番号
- 電気通信術:資格:三海通の従事者免許証の番号
となります。
この2枚と同封されていた案内の案内の通り切手を同封して再び最寄りの日本無線協会宛てで送ります。
合格証明書
審査の上合格証明書が日本無線協会本部から届きます。いつもの圧着はがきではなくA4の紙になります。
無線従事者免許証申請
無線従事者免許証の申請については今まで通り。合格証明書にある証明番号(受験番号)を受験番号に、合格証明書の日(合格の日)を合格した日として記載するだけです。
なお合格証明書の添付は不要です。
残るは一総通
少し前にも書きましたが、少し疲れてしまった感が出て一総通はお休み。気持ちが戻ったら一総通受験しようと思います。
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