腰椎椎間板ヘルニア(L4/L5)と下垂足(drop foot)

日記

4~7月

ことの始まりは4月の腰痛でした。町の整形外科でブロックと投薬を受けてもなかなか治らず、久しぶりにMRIを撮ることになりました。MRIの結果、手術済みL5/S1の再発ではなく、新たなにL4/L5のヘルニアと診断がありかつL3/L4も神経への圧迫なしとする小さなヘルニアも見つかりました。この腰痛も3ヶ月近くかかってようやく収まりました。

8~9月

夏風邪かなと思われる症状で耳鼻咽喉科にかかりましたがなかなか治らず。その後いつもの内科に変更しましたが一向に咳が止まりません。この咳のしすぎか9月ごろから腰痛が再発。あまりに続くため大きい病院の呼吸器科へということでヘルニアの手術した病院へ。

行ってみるとアスピリンぜん息(解熱鎮痛薬ぜん息)を疑われました。そのため鎮痛剤をやめ、その上で多岐にわたる血液検査を受けました。結局のところは風邪による後鼻漏と炎症が続いているんじゃないかということで落ち着きました。

10月

なぜそのときそんなに咳がつらかったかというと同時期に再度腰痛が発生したためです。咳自体は解決したのですが、腰痛は改善しないどころか日々悪化していきました。

ある休日、L5/S1とは違い膝から足首にかけて激痛となり、救外でL5/S1の手術をした病院に行きました。ただ坐薬だけされて「なんとか歩けるし、経過観察の入院は実施してないので帰ってね」と言われました。結果的にこの判断は病院側のミスだったと思います。その上「外来は紹介状ないとだめ」と言われ翌日同じ病院の専門医で受診することすらできません。

翌日になっても全く改善しないため地域医療のペイン科にかかることにしました。これが10月初旬のことです。仙骨ブロックと硬膜外ブロック、トラムセットとカロナール、リリカ、湿布で温存療法を続けました。しかし10月中旬、足首が上がらなくなりました。ちょうどその日に神経根へのマイクロウェーブを当てて加温する治療を受ける日で、これでどうにかなるのかと思ったのですが、効果はありませんでした。

その週末これが下垂足(鳥足、垂れ足、drop foot)と呼ばれる運動障害であることに調べていて気づきました。そこで翌週再度確認するとペイン科では痛みは取れても運動障害はこれ以上治療はできないということですぐにでも手術した病院に行きなさいということで紹介状を用意してもらい翌日に受診することとなりました。

L5/S1の手術を担当していただいた整形外科部長に診察を受け、状況を話すやいなや「手術やな、もう少しはよ来なあかんわ」と言われました。さすがに納得いかず、下垂足ではなかったにしろ急外で来たとき追い返されたことを言ったら無言になりましたが……。

調べれば調べるほど下垂足が回復したというような話はネット上にほとほぼなく、その旨先生に確認してみると「(若さもあるため)手術で回復する可能性は大いにある」とのことでした。若干光が差した気がしましたが、このあとMRI、レントゲン、心電図、肺活量、血液検査と術前検査を一通り受けている最中に前回のL5/S1の際お世話になった理学療法士さんに会い同じ話を確認してみると「難しいとは思います」とのことでした。

この瞬間、ああタレントの名倉さんがヘルニアで鬱になったってのはこういう瞬間だったり、今ある痛みが続きすぎたせいなんだなとつくづく実感しました。

続きます。

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