撃沈から半年、三海通無事合格できました。
経過
- 2019/01/09 一総通から三海通に変更願と追加電子受験申請
- 2019/01/17 三海通受験に変更完了
- 2019/02/20 受験票着
- 2019/04/04 通知書着、法規・電気通信術の科目合格
- 2019/08/20 受験票着
- 2019/09/17 解答速報にて自己採点
- 2019/10/04 Webにて合格確認、通知書着
- 2019/10/06 従事者免許申請
- 2019/11/01 従事者免許着
一総通から三海通へ
一アマも受かってモールスの練習を始め、よし一総通目指すぞと思ったはいいものの進捗が悪く、全く覚えることができません。
その間初めて一アマでモールス通信するものの手が震えほとんど解読不可能な送信を行ってしまいました……。
相手の方へメールしたものの返事も返事ももらえず、子供の頃の嫌な体験を思い出してさらに思いが遠のいてしまいました。
そんなか受験だけはと思い一総通を受験申請した後、電気通信術の内容を再度調べているときに三海通と一陸技で一海通が無試験で取得できることを知りました。モールスの進捗の悪さに加えもともと悩んでいた一海通、航空通経験後の一総通受験コースです。電気通信術もモールスはないため、電話および直接印刷電信の練習にちょうどいいかと思い三海通への受験変更を決断しました。
電話で支部に連絡を取り変更を依頼。その場で三海通の受験申請を電子申請して費用をそちらに振り替えてもらいます。受験料に差額がでる分については試験日に直接手渡しとのことでした。
英語は座席がポイントのひとつ
これで法規と英語、電話、直接印刷電信という科目になりました。無線工学は一陸技で免除となります。
電話についてはフォネティックコードを元々ほとんど覚えていたので練習CDとiPhoneアプリである程度練習するだけでほぼほぼ大丈夫なことがわかりました。
また直接印刷電信はノートパソコンが置かれて表示される通りタイプするだけとの情報を見つけたので練習や学習はなしです。ただこれには落ちがありましたが……。
法規は他の試験と重複するところがほとんど。ただあまりに直前に変更したため試験までの期間が短く、結局大丈夫だろうと思えたのは試験直前までかかってしまいました。
そして問題の英語。この時点では英語の勉強を行うのは十何年ぶり。元々苦手意識が高くできの悪い英語だったため、リスニングCDの問題を単語カードに印刷して通勤時に聞いて勉強しました。過去問もとても時間がかかりながらもやりましたが一向に手応えがありません。でもまあなんとかなるかと思いいざ試験へ。
法規は所々見慣れない問題が出ましたがおおよそ大丈夫だったと思います。お昼を挟んでいざ英語。席がなぜかこの回は指定だったため(リトライ時および航空通、一アマ等はほとんど自由席)最前列ヒアリングから始まるのですが座席が最前列の右端の島。スピーカーの音がすごく回って聞こえる上に声がすっごくボソボソした声でさらに聞こえません。今までろくに英語の勉強してないので言い訳チックではありすが、後の航空通とリトライ時の経験からも座席位置は重要です。
卓上にラジカセを設置するタイプの試験会場では、
- 自由席の場合は真ん中の島かつ3~5列目辺り
- 指定席の場合は音量調整時に申し出て席替えを依頼
する方ことをおすすめします。
英語の後は会話。座席半自由だったためいい位置取りをしてのフォネティックコードの書き取り。途中一字すっかり飛ばしてしまいましたが他は問題なく書き取り完了。消しゴムで書き直す暇はほぼありませんので一発で試験管が読みやすいよう書き取りましょう。なお大文字小文字混じり、筆記体ブロック体混じり、Dに斜め線入れるなどでも問題ない旨説明がありました。
送話は教室変更です。受話の部屋で待機しつつ一定人数のまとまりで教室を移動します。教室の四隅でそれぞれ送話が行われるので人の試験が耳に入ります。ちょっとやりにくく感じるかもしれませんが自分が送話し始めると意識することはなかったです。緊張のためH(ホテル)が完全に飛び沈黙した後思い出して続けましたが、試験後あまり長い間がある場合は訂正を入れた方が良かったですねというアドバイスをいただきました。それ以外は問題なかったので大丈夫ですよとほぼ結果? も教えてくれる感じでした。
撃沈からのリベンジ
予想はしていたとはいえ、速報みて英会話(リスニング)も筆記も駄目でした。英会話10点、筆記38点の48点。かすりもしてません。他はすべてクリアでした。
試験結果がでた頃、たまたま仕事での海外出張の話がありました。この結果だったこともあってこれはまずいと思い、4月頃から本格的に英語の勉強を始めました。
内容は他の日記にも書いていますが、中学英文法、TOEICの定期受験、TOEICの参考書とアプリ、オンライン英会話などを行いました。その効果もあってか航空通は英会話30点、筆記57点の87点。高得点ではありませんが、めまぐるしい成長を感じることができました。
そして半年後のリトライ。英会話20点、筆記45点の65点でギリギリ! どうしてこうなった感はあるのですが、三海通の速報にも書いたとおり三海通の方が英語が難しい気がします。飛行機は仕事の関係もあって乗ることもあり触れる機会があること、航空無線が好きだったので英単語で知っていることがある等が考えられます。一方船はそうそう乗る機会もないので英単語や海上のルールなどあまり身近ではありません。そういった差が出たのではないかなと思います。
勉強方法
法規
過去問をe-Gov法令検索ページで法令を確認しながら3年分計6回を繰り返す漢字です。知らない専門用語はネットで画像とか見るとイメージが定着しやすいともいます。
英語
英会話ですが、CDが旧新あります。旧をやってて全く傾向も違うなと思っていたら最近の過去問から抽出した新版が出てますのでこちらを利用する方がいいでしょう。
筆記は法規と同じく過去問解いていきながら通常の英語の勉強(英単語や文法など。悩むならTOEICの勉強で専門用語以外はカバー可能)を実施しましょう。
電気通信術
電話(フォネティックコードの受話送話)は
とiPhoneアプリで練習しました。試験前にも注意はありますが、始めるときに「はじめます」、最後には「終わり」、間違ったときには「訂正」と言うことを忘れないように練習時もきちんとやっておきましょう。
また町中にあるアルファベットを見かけたらフォネティックコードで心の中で読み上げてもいいかもしれません。
直接印刷電信についてはノートパソコンでタイプができれば問題ありません。ただし注意としては用意されるノートパソコンは日本語キーボードです。私は英語キーボードが好きなので持っているキーボードは英語です。記号が出てくるのでところどころで一部配置が違うので戸惑うことはあるものの難なくできました。
一総通はお休み
一総通へのチャレンジは当面お休みしようかと思います。少し疲れてしまったのと出張に向かって英語に集中する必要があるためです。
TOEICとオンライン英会話のスピーキングテスト辺りをモチベーションにがんばりつつ、簿記、宅建、電験等何かは受験するかもしれません。
とりあえず従事者免許が届いたら全科目免除申請してみようと思います。
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