運行管理者にはバス・タクシーなどのための旅客とトラックなどのための貨物という区分があり、今回は旅客を受験してきました。

経過
- 2016/05/25 基礎講習予約FAX送信
- 2016/05/27 案内着
- 2016/05/30 振り込み
- 2016/05/31 受験インターネット申請
- 2016/06/18 運行管理者(旅客) 基礎講習
- 2016/06/19 運行管理者(旅客) 基礎講習
- 2016/06/20 運行管理者(旅客) 基礎講習
- 2016/08/29 試験、速報により20/30
- 2016/08/30 公式解答確認、20/30
- 2016/09/27 Webページ合格者受験番号発表
- 2016/09/28 封筒着
- 2016/10/02 申請簡易書留発
- 2016/10/15 資格証着
受験までには少し手間暇が
運行管理者試験には受験資格があり、
- 実務経験1年以上
- 基礎講習修了
- 基礎講習終了予定
となっています。
実務にはついていませんので基礎講習を受け終わっているか、受ける予定でないといけません。
まずは基礎講習を実施しているところを探すところからです。講習実施機関は運行管理者試験センターのWebから辿った国土交通省のWebに掲載されています。私は近さと実施日程の都合等々からドライビングスクールに決めました。
運行管理者試験センター 受験資格
国土交通省 講習認定機関一覧
ドライビングスクールにFAXで申し込みをすると予約確認書が発行されます。この予約確認書を試験申し込みする際にWebで添付資料としてアップロードする必要があります。
また基礎講習終了後、期限までに修了証書をスキャンして再度アップロードが必要となります。
運行管理者 基礎講習
申し込みした基礎講習ですが、3日間あります。ご多分に漏れず眠いです。ただ私のように門外漢が受験するような人にとっては試験勉強のとっかかりにはとてもいいと感じました。
機関によって多少色があるらしく、あまり試験を意識した内容にしてはいけないそうです。が、参加する人の割合も受験資格のためというのが多いため、試験寄りな箇所も多少ありました。個人的にはありがたいことです。
講習内容は3日ともに座学です。テキストとスライドを見ながら、運行管理に必要な内容を学んでいきます。個人で受けている人は少なく、ほぼタクシー、少しバスといった感じでした。某大手宅配業者を辞めて貨物は持っているけど、という方もいたぐらいで門外漢だから受けにくいという感じではありませんでした(少なくとも私が受講したところでは、ですが)。
基礎講習終了後にトラブル…?!
無事3日間受講すると修了証書がもらえます。この際私は少しトラブルがありました。2日目ぐらいに修了証書の氏名に誤りが無いか、テスト印刷したものを確認させられます。私の氏名には正字でない漢字が含まれるため、こういう場合注意深く確認しています。また試験申請の際、運転免許証と同じ必要があった(はず)ためなお注意深く確認しました。珍しく一発で正しい氏名の漢字だったため問題ない旨伝えました。その為本番の修了証書を受け取ったとき、軽く眺めただけで漢字のチェックを怠ってしまいました。
帰ってスキャンしてアップロードしようかと確認したときに気づきました。漢字が違うと……。すぐに電話でどうなっているのかと確認したところ、テスト印刷と本番とでパソコンを変えたのが原因だということが判明しました。私にとっては既知の問題です。Windows XPまでのフォントとWindows 7以降で同じ漢字なのにフォントが違う(正字に直された)ことを。てか違うパソコン使ってしまってはテスト印刷とは言わないのでは……。
印刷し直して持参しますとのことでしたが、修了証書とは別に発行される手帳の写真がのりでべたべたに汚れていたのです。結局もう一度ドライビングスクールに行くことにしました。
いざ試験へ
市内の便のいいところだったので移動は楽ちんでした。また会場はそこそこ大きい会議室のようなところ。一部屋で一斉に受けるのでそこには大量の人、人、人…。念のため持病のことを受付で伝えたので一安心。
携帯での不正があったため携帯を一斉に封筒に入れて鞄にしまうという作業がありました。昨今多いのかな、こういう対応。
試験問題はこんなのだった
記事を書いている時点ではとっくに公表されているので詳細は書きませんが、いくつか見慣れない問題があったというぐらいです。
受け終わった後は、あまりにできなくて合格しててもぎりぎりじゃないかと思っていました。そのため焦りながら参考書のサイトの速報が出るのを待ちました。結果20/30。合格点18なのでぎりぎり! 翌日公式の速報が出て結果は同じ。これでマーク間違いが無ければという条件ですが一安心。
合否と申請
1ヶ月後に正式な合否発表。事前に知っているのでどきどき感は少しマシですが、それでも緊張はします。どきどきしながらチェックしたら無事合格。どこも同じですがこの瞬間はやっぱりつながりにくいです。
この資格、合格日から3ヶ月いないに交付申請しないと合格が無効になる、という点が珍しいです。ゆっくりやると忘れがちになるし、資格証は早く欲しい人なので届いた週には申請しました。
申請を送った2週間後ぐらいにA4の紙の資格証が届きました。申請時、A4が入る返信用封筒を送るのですが、一緒にクリアフォルダを入れておくと返送時に曲がる確率が少しだけマシになるかと思います。折り曲げ厳禁も朱書きしておくとなお良し。ただクリアフォルダに返信用と付箋か何かでメモしておかないとそのまま回収されちゃうこともあるみたいです……。
あと受験申請時に採点結果通知のオプション(有償)に申し込んでおくと、採点結果も送られてきます。予想通り合格点ぎりぎりでした。
勉強方法
参考書は1冊のみ。
まずはこれをさらっと一度読みながらやっておき、基礎講習を迎えるのが良さそうです。これは先にも書きましたが、多少試験を意識して講習を進めてくれるためです。少しでも勉強すべき内容を把握できている状態で受講する方が効率がよいですし、全く知らないと眠くなりがちですがその対策にもなるかもしれません。
講習によって門外漢でもなんとなく雰囲気が分かるようになり、より勉強が進めやすくなります。
また計算系の問題がありますが、理系な人は得点が稼げる部分。落とさないようにしたいところです。文系の人もそれほど難しい計算ではないので、数パターンある問題の傾向を覚えて取っておきたいですね。
モチベーション低下中
これで一陸特と運管(旅客)なのでタクシーやバス会社で老後雇ってもらえるかもしれません。
初期目標の国家資格30まで後もう少し。ただ持病と忙しさからこの試験辺りからモチベーションがだだ下がりで、記事もようやく書いた状態です。どうにか持ち直すべく自己啓発系の本を読み直そうかと思っています。
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