年末最後の試験、甲種第1類消防設備を受験してきました。
経過
- 2015/10/07 電子申請
- 2015/12/06 試験
- 2016/01/08 合否はがき着、Web発表確認
- 2016/mm/dd 申請
- 2016/mm/dd 免状着
記憶がほとんど残ってないが…
怒濤の年末だったこともあり、1ヶ月も経ってないのにほとんど記憶がほとんど残っていません。いつもならいろいろメモも取っているのですがそんな余裕もなかったようです。
勉強時間がろくに取れず、それでも少しずつ勉強していました。かろうじてなんとかなったのは1類を受けてからの2類という順番に救われたおかげです。参考書も1類のほうがまだ多いため、1類から2類の順がいいと思います。
ただこれだけは覚えているぞというのはオーム社への怒り。1類でTAC社のだったからの落差もさることながら、改訂版なのに直っていない、根本的に間違っている、単位がないなど2冊あわせて15箇所。指摘して回答来る頃には試験も終わって次に取りかかっているというような状態。
何より5類で指摘した正誤が半年以上経っても掲載されず、今回の指摘のついでに再度確認したらオーム社の在庫分には正誤表挟んだから掲載してませんって。書店在庫を買った人はどうするんでしょうね…。
今度の分はすぐに掲載するらしいので気長にお待ちください。お急ぎの方はコメントください。
ここの支部の方は親切!
今回も地方の県だったのでまずなにより遠いです。そして今までほぼ午後だったので油断していましたが、午前の部。山登る時ぐらい早朝に起きて移動しました。危険物より開催数が少ない以上、他県受験せざる得ないので仕方ありません。
今回も歩けるけれど駅から微妙に遠い。だけどここの支部の人はとても親切で丁寧でした。再び潰瘍性大腸炎が活動期に入ったので事前に連絡して席を融通してもらっていたのですが、受付の方も試験時の担当してくれた方も親切で本当にうれしかったです。
かろうじて席を立つまでは持ったものの、提出した後すぐにトイレに行きました。調子が悪いと集中力も切れるのでかなりつらいです。
試験はこんなのだった
結果合格点ぎりぎりだった実技の問題をメモと記憶の限りメモします。
1. 弁の図と名称があって間違った組み合わせを選ぶ
– 逆止弁リフト→スイング
– 外ねじ止水弁
– フランジ形アングル弁
– ニードル弁
2. イラストより部品の名称を答える
– ユニオン
– キャップ
– ブッシュ
– ソケット
3. イラストより
– 泡試料コンテナ、コレクタの名称を答える
– 糖度計より何を調べるか答える
4. 泡消火設備の図より
– プレッシャーサイドプロポーショナーの名称
– 不足している配管を書き足す
– 常時閉の弁の記号を塗りつぶす
5. 駐車場の図より
– ヘッドの名称
– 個数
– 一斉解放弁数
– 放射量
– 消火薬剤の量
合否と申請
合格発表予定は1/15だったのですが、1/9には届いていました。開けてみると合格の二文字。法令80%、基礎90%、構造機能75%の筆記全体80%。が、実技はなんと62%。あと一問でも間違っていたらだめだったかもしれません。運がよかったと思い、次以降もう少し気持ちを引き締めないといけません。
そしていつもなら先にWebを確認するのですが、今回は後。思い出したように開いてみると合格者3名。二度見、三度見しました。受験者は30人ぐらいはいたはず。これはおかしくないかと思って他の類を見てもそれほど多くなく。地方だと受けに来る人の違いで合格率もさがるのかもしれません。
でここで困ったことに。合否が早く来るのはうれしいのですが、1類は申請したところで手元に免状がありません。早期交付は1/15までなのに免状到着予定が1/25。届くまで出せないので仕方ありません。
勉強方法
選択肢はほぼありません。教会本である「消防用設備等基本テキスト 消火設備」と「消防設備士受験直前対策 第1・2・3類」に加えオーム社の3冊を使いました。
はじめ「徹底研究 2類消防設備士」と協会本だけでと思っていたのですが、少しボリュームが少ないので「2類消防設備士 筆記×実技の突破研究(改訂2版)」を追加しました。
まずこの改訂2版という改訂という言葉を信じてはいけません。11箇所間違いを指摘しました。まだあるかもしれません。改訂とはいったいなんなんでしょうか。
あまりにひどく逆に自信がなくなってきたので、簡単でわかりやすい入門向けとのコメントがあった「はじめて学ぶ!2類消防設備士 合格講」を追加しました。
ただこちらも5箇所指摘うち4箇所の訂正となりましたが、解説も問題もいい印象で一番最初に2類を勉強するのであればこれがおすすめかもしれません。
TAC社さん
既存出版以外の類も参考書出してもらえないでしょうか……。
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