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音点字 スタンドアローン版 プロトタイプ

      2019/01/14

Make: Ogaki Meeting 2012で一緒に回った同僚の知人の方のお知り合いで福森さんという方とお話をさせてもらいました。

そのときに展示されていたのが色点字と音点字です。

色点字とは点字の五十音配列の母音に色をつけるというもので晴眼者が点字を学習しやすくするアイデアです。そして音点字は視覚、聴覚、触覚を使って晴眼者が点字を楽しく学ぶための装置で、配置すると色点字の配色で発光し音声でその文字がスピーカーから鳴るというものです。

この音点字、制作してから少し経っていてPCと接続する形式のものだったのですが、PCなしのスタンドアローン化したいという相談を受けました。

既知の技術の組み合わせだけでできること、ここに展示に来ている人なら誰でもできることをお伝えしたのですが相談してみてもどなたもなかなか受けてもらえなかったそうです。

仕組みについてはすぐに思いついたのですが、MOMで展示しているような技術力も経験も無いので勉強がてら作ってみるので、他の方にも相談をしつつ期待せずに待っていてくださいとお別れしました。

MOMの帰り、ご飯を食べに行っている間からずっと仕組みを練りつつ帰路につき翌日から制作スタート。

始めに行ったのはフルカラーLEDの制御。相談を受けた時にArduino UNO前提で6個のフルカラーLEDを制御しながら他のパーツも利用することを考えると、数少ないピンで複数のLEDをコントロールできるドライバーICの利用は必須だろうと思っていました。そのあたりも相談を受けた時についていて、MOMの前にデジットにてフルカラーLEDドライバが紹介されていたのを思い出していました。ということでさっそくデジットに行ってドライバICを購入。それがここ数週間頭を悩ましていたP9813です。

他必要そうなパーツを買いつつ、秋月でもチップのフルカラーLEDを発注。秋月待ちの間に点字部分になるアクリル柱とLED光の拡散のための白乳色アクリル板をハンズで購入。アクリル柱が地味に高くてびっくり…。

パーツが一通りそろったMOMの翌週、制作開始。が、P9813のデータシートが中国語オンリー。とは言え英語でもすべて読めなくても何とかなるのと同じく中国語でもとりあえずは何とかなるが細かいところが自信なし。しかもトラブルとなおさら分からないところに原因がと疑ってしまう。結果としては自分の半田ミスだったという情けない通過点もありながらなんとかフルカラーLED 6個制御することに成功。

成功とか簡単に書いてるけどこれだけで3週間使った上に、ユニバーサル基板の上でチップLEDがうまく扱えず角形に変えたりして3回作り直してます…。

LED制御が終わって次は音声部分。AquesTalk picoの存在を知っていたのでひとまず単体のArduinoとI2Cで接続。Aques 代表取締役の方のブログのコードで適当にしゃべらせてみて先に作ったLED制御部分と結合。

スイッチを追加して点字の組み合わせのパターンを特殊系判定してからパターン通りの物の判定するようにして、それぞれに光と音を登録し完成。

若干気に入らないことがあるけれど、取り急ぎ動くところを目指し仮のケース作りへ。ただこれも色々やらかした。最終的にはタカチなどのきちんとしたケースに入れるとしてプロトタイプとしての仮ケースにお金はあまりかけたくない。100均で探してみたもののいいものがなくtwitterで聞いてみたら葉書ケースがいいとのこと。早速買ってきて入れようとすると……、縦横ドンピシャ! なのに高さが2mm足りません。ぐぬぬ。LEDをチップから角形に替えたことで高さが当初より5mm以上高くなってしまったのです。

なんとかどこかで2mm削れないか考えてみたけれどにっちもさっちもいかない。プロトタイプの段階で、もう一度LEDを角形からチップへ戻して作り直す気力はなし。仕方なく大きめの紙の箱を少しカットして作成。

そしてプロトタイプとして組み上がったのがこちら。

デモ動画はこちら。

本物の動作を全部聞いていないので完全再現はできていないと思いますが、機能的には同じような動作をしていると思います。

スピーカは動作確認時に使った大きなものだと聞き取りやすかったのに、入るサイズや重さを考えて薄く小さいものを使ったら音が聞きづらくなってしまいました。

また作っていて気づいたのですが、1文字分だけでは数字や外字、五十音以外が扱えないのでもう1文字分を横に作ってやる必要があります。

とりあえずの状態ですが福森さんへ確認してもらいました。大まかに外れていないことを確認できたので色々作り込みたいと思います。

もう少しさっくりとまとめてもよかったのですが、素人に毛が生えた程度の私でもこんな風に行き詰まりながら形になった、ということが伝わればと経緯をだらだらと書きました。

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