お墓参りのために高野山を登ってきました。いつもは車で行ってますが徒歩で登るとご先祖様に喜ばれそうなのと御利益ありそうですよね。といっても九度山まではさすがに電車を利用しましたが(笑)。
ということでいつもコースタイムから。
■ コースタイム
06:00 南海難波駅
07:06 南海九度山駅
07:35 慈尊院
08:15 展望台
08:42 雨引山分岐
09:23 六本杉
09:42 丹生都比売神社
10:20 二ツ鳥居
10:35 紀伊高原CC 小屋(小休憩)
10:45 出発
12:05 矢立茶屋(大休憩)
12:50 出発
14:00 鏡石
14:40 大門
15:30 奥の院口
予定コースと変更したのは六本杉から二ツ鳥居にまっすぐ行かずに、丹生都比売神社に寄り道した以外、時間もほぼ想定通りの山行でした。
■ 06:00 南海難波駅
南海難波駅の6時発の電車に乗り、途中で伯父さんと近所の方と合流。橋本駅で乗り換えて九度山へ向かいます。
■ 07:06 南海九度山駅
九度山駅の近くにある谷本万寿さんでお供えとして柏餅を購入しました。草餅がとってもおいしいのですが、こどもの日前後ってことで柏餅とちまきしか作ってないそうで残念。後々いただくのですが、柏餅もとってもおいしいですよ。
購入していざ出発。慈尊院までは舗装された道路を歩きます。真田庵前を通過。ブルベでもここ通ったなぁと思い出しながら進んでいきます。生川を渡ります。
川にはこいのぼりがたくさんかけられていました。4号から細い脇道に入ります。
民家の小手毬、大手毬が満開。
■ 07:35 慈尊院
慈尊院に到着。ここで山中の安全祈願の後、お手洗いと準備運動を済ませいざ本格的に出発です。
町並みがとってもきれいです。
白つつじもきれい。
最初の難関(笑)の石段。百数段だったかな?
登り切って右手の方に進みます。
アスファルトの道を渡って本格的な山道に。
少しずつ登ってくると眺めがよくなってきますね。
百六十六町。そもそもなぜ町石道と呼ばれているかというと、
高野山への道標(道しるべ)として、1町(約109メートル)ごとに「町石(ちょういし)」と呼ばれる高さ約3メートル強の五輪卒塔婆形の石柱が建てられ、高野山上の壇上伽藍・根本大塔を起点として慈尊院までの約22キロメートルの道中に180基、大塔から高野山奥の院・弘法大師御廟まで約4キロメートルの道中に36基の、合計216基の町石が置かれている。慈尊院から数えて36町(1里)ごとには、町石の近くに「里石(りいし)」が合計4基置かれている。
wikipediaより
とあるように道標として1町ごとに建てられた石柱がある道なのです。それの百六十六町目です。これである程度残りの距離もわかるのでペース配分もしやすいと思います。
■ 08:15 展望台
少しだけ寄り道で、本来の道とはそれて50mほど先に進むと展望台があります。そこでほんの少し休憩。いい眺めです。
ちなみに秋に来ると、周りの農家の人がみかんを置いてくれていて食べさせてもらうことができます。
少し休憩の後、どんどん登っていきます。すると途中から杉林に変わり、所謂登山道になっていきます。
■ 08:42 雨引山分岐
雨引山分岐を越え、どんどん進んでいきます。六甲山のごつごつした岩肌とは違い、足下の土がやわらかくとても歩きやすいです。
百四十二町までやってきました。
■ 09:23 六本杉
六本杉に到着。ここで寄り道をするかどうか三人で協議。体力的には大丈夫だろうということで寄り道コースへ変更。
がこのコース、100mほど下の麓まで下りることになります。当たり前ですが下りたからにはその分登らないといけない。下りてる最中は少しだけ後悔しました。
■ 09:42 丹生都比売神社
丹生都比売神社に到着。まずは大きな太鼓橋が迎えてくれます。
そして左手には白の藤棚。これまたきれい。
そして何より立派な社です。これはすごい!
ここでも念のためぐらいでお手洗いに行きました。山は汚せませんからね。そのトイレ横からの太鼓橋もきれいです。
丹生都比売神社を後にし、二ツ鳥居を目指します。
■ 10:20 二ツ鳥居
下った分登りなおしてようやく二ツ鳥居に到着。横に二つ鳥居が並んでるのは珍しいですよね。京都伏見の分かれ道で並んでいることはありますが、あまり見慣れないです。
ここからの眺めもとてもいいです。
ここから元のコースに戻って南下していきます。
■ 10:35 紀伊高原CC 小屋(小休憩)
南下していくと右手にゴルフ場が見えてきます。ゴルフ場が見えてから少し進むと、本来ゴルフ場のためのものだと思われる小屋が見えてきます。ここをお借りして小休憩します。
九度山駅の谷本万寿さんのところとは別で買っていたちまきをもぐもぐ。
エネルギーの補給もできたところで再出発です。
きれいな杉並木が続きます。
どうやら崩れたらしく補修されたあと。
ゴルフ場を右手にどんどん進みます。新緑の季節ということもあって、鮮やかな緑がとってもきれい。
ここでようやく九十町。あと半分です。
分岐です。エスケープルート、とは言いづらいのですが一応北(左)に下れば上古沢駅に抜けることができます。遠いのでおすすめはできませんが…。
車の音が聞こえてくると道路脇にでます。左手に柵があり、少し進むと金網に変わります。ただ少し盛り上がったところがあるのですが、柵がないか所がありますので注意してください。
ここでもエスケープルートとして紀伊細道駅へ抜けることができます。こちらも少し遠いですが、まだましかな?
■ 12:05 矢立茶屋(大休憩)
ということで矢立茶屋に到着。このお店の裏にベンチを用意してくれています。ここを利用させてもらって昼食にします。
おにぎりとインスタントラーメン。
ラーメンぐつぐつ。もうおにぎりとラーメンのおいしいこと! そして食後にコーヒーを淹れる。インスタントとはいえこんなにおいしいとは。本当に贅沢な時間です。
そういえばずっと怪しい空模様でしたがここでとうとう雨がぱらぱら。とはいえ雨具を出すかそのまま耐えるかぐらいの小雨。
小雨が降ったりやんだりしている中再出発です。
少し進んだところで工事の案内。
袈裟掛石。穴をくぐるのは難しそう…。
先ほどの工事箇所。歩くのにはまったく影響ありません。
押上石。弘法大師様のゆかりのものって多いですよね。
さらに進むと480号を渡る箇所がでてきます。車両に注意してください。特に下りはカーブ後すぐの箇所になります。
少し急な坂を登ってすぐに小屋があります。ここでも休憩できますよ。
■ 14:00 鏡石
道路の横をどんどん進むと鏡石に到着。うーん、あんまり鏡っぽくないような…。
渓流がとってもきれい。心が洗われます。
ここまでくるとあと少し。
橋がいくつも架かってます。ぬれていると少し滑るので注意。
あと十町!!
頭上高くに走る道路めざしてぐねぐね登ります。これがまたきつい。
道路に出ました! 確かに景色としてはきれいなのかもしれませんが、車でくるとわかりますが、とてもぐねぐねしています。ホントに日本の道100選なの? って思いたくなりますね…。
■ 14:40 大門
ということでようやく大門に到着です! やったー!!
奥の院へ向かいます。が、GWのためか人、人、人! お墓参りで何度も来ていますがこの多さはすごい…。
三町だけなんとか気づけましたが、人が多すぎて他はもう探せませんでした。
前を通っただけですが、苅萱堂。車でもいつも通り過ぎちゃうのでこの辺りってゆっくり見て回ったことほとんどないなぁ…。
■ 15:30 奥の院口
人を避けつつようやく奥の院口へ到着。ここからは純粋にお墓参りなので写真はありません。
お墓掃除してお供えして手を合わせて奥の院へ。順にお参りしてお墓に戻って帰る報告をして奥の院口へ。
そこからはバスを使ってケーブルの高野山駅へ。極楽橋で乗り換えて帰宅しました。
<装備/持ち物>
・ザック
・ストームクルーザージャケット
・ライトシェル ジャケット
・速乾性Tシャツ
・加圧タイツ
・カーゴパンツ
・靴下
・着替え一式
・登山靴
・軍手
・ストック
・タオル
・マット小
・コンパス
・地図
・笛
・筆記具メモ
・デジタルカメラ
・バーナーP153
・風よけボード
・コッヘル
・シングルマグ
・水(500ml+500ml)
・おにぎり
・コーヒー
・カロリーメイト(非常食)
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